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南魚沼のトンネル爆発事故:事故受け労働局、トンネル工事6カ所で指導 /新潟

2012/10/22

 新潟労働局は17日、南魚沼市のトンネル爆発事故を受けて県内9労基署が県内で行われている全13カ所のトンネル工事現場を調査した結果、労働安全衛生法に違反している現場はなかったと発表した。違反はなかったもののガス発生の危険性がある現場や落石の危険性がある山岳トンネル工事現場など6カ所については、業者に対し更に注意を求める文書を交付して指導した。
 同労働局によると、現在県内で実施中のトンネル工事は、事故が発生した現場を除いて国の発注が4カ所▽県発注3カ所▽市町村発注3カ所▽民間発注3カ所。
 各労基署職員が6月中に現場で監督指導をした。6カ所の現場に出した文書は、ガス濃度測定の徹底や警報装置の設定改善など15項目。【川畑さおり】
[毎日新聞社 2012年7月18日(水)]