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外国人実習生が死亡 書類送検 八尾の会社 労働安全法違反容疑=大阪
2012/10/21
日本で働きながら外国人に技能を習得してもらう外国人技能実習制度で来日したベトナム人実習生(22)が今年4月、八尾市の工場で作業中に死亡する事故があり、東大阪労働基準監督署は27日、危険防止措置を怠っていたとして、金属加工会社「誓和工具」(八尾市)と、安全責任者の男性役員(68)を、労働安全衛生法違反の疑いで地検に書類送検した。
発表では、男性役員は4月20日、同実習生に工場の作業台(高さ約2・5メートル)でプレス機の点検をさせた際、柵を設けるなどの墜落防止措置を講じなかった疑い。同実習生は墜落はしなかったが、台上での作業中、動き出したプレス機に頭を挟まれ、死亡した。
同制度を利用する外国人は、1年目は研修扱いで労働関係法令の適用外だったが、2010年7月施行の改正入管難民法で適用対象になった。労基署によると、同実習生は働き始めて約4か月だった。
[読売新聞社 2012年9月28日(金)]