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東日本大震災：中小企業「影響あった７１．９％」　岡崎信金、取引先に調査　／愛知

2012/07/09

　岡崎信用金庫は、取引先の中小企業を対象に東日本大震災から１年の影響についてアンケートを実施し、７１・９％が「影響があった」と回答した。「影響があった」と回答したのは、業種別で運輸業８９・７％▽飲食業８０・８％▽小売業７９・４％の順で高かった。製造業は６７・８％だったが、うち自動車部品製造業は８１・０％と高かった。
　影響の内容は「消費自粛の雰囲気」「物流の遅延・停止」が多かった。１０年度と比較した１１年度の売り上げの増減は「減収」が３６・０％で、「増収」の３３・３％を上回り、「ほぼ変化なし」は３０・７％だった。調査は２月２２日～３月７日、県内の中小企業９５４社を対象に実施し、８６１社から回答を得た。【丸林康樹】
[毎日新聞社 2012年5月24日(木)]