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海外の子と県内障害者の900点 名古屋の絵画教室が作品展=愛知

2012/07/04

 名古屋市中区の絵画教室「グループ青焔(せいえん)美術研究所」が主催する第40回グループ青焔展が2日、市博物館(瑞穂区瑞穂通1)で始まった。
 同展では、韓国の小学5、6年生が描いた作品49点を含め、スリランカの養護施設「オバ・ママ・チルドレンビレッジ」の子どもたちや県内の知的障害者ら計約520人が描いた作品約900点を展示している。韓国の小学生には、名古屋名東ロータリークラブと交流のある韓国のロータリークラブを通じて制作を依頼した。「大震災後の日本に元気なってもらいたい」と、韓国と日本の人たちが手を取り合う姿などが描かれている。
 研究所代表の米山郁生さん(69)は「絵には自分自身の内面がにじみ出るので、作品に表れているその人その人の個性を感じ取ってほしい」と話している。入場無料。6日まで。時間は午前9時半~午後5時(最終日は午後4時)。

 写真=会場には障害者や子どもたちの感性豊かな作品が並ぶ
[読売新聞社 2012年5月3日(木)]